畑のシーズン
雪もなくなり、今年も畑のシーズンがやってまいりました!
我が家の畑はすでにお迎えのMさんの手によって堆肥がまかれております!!
猛烈ありがたい・・・
いつも春の仕事に余裕のある時に頑張って色々な種類を植えて、
夏の収穫最盛期に仕事の最盛期が重なり、「ビバ自然農法」とか言いながら雑草だらけの畑より野菜の収穫をしています。
今年はさすがに同じ轍は踏まないよ!!!
そう思ってはいるものの、広い畑を見るとやっぱり色々植えたくなる。
とりあえず今年も
は植えたい。ナスはいつも大量にいただくので、今年はやめて他の野菜にしようかなぁと。物々交換用にみんなが家で作ってないものを作ってみたいです。
移住前は花さえも育てたことがないのに、移住したら色々やりたくなって野菜を育ててる。移住して良かったことの一つ。
農薬の使い方が良くわからないので、我が家で育てる野菜は無農薬。
草ボーボーで見栄えは悪いけど、それなりに出来るもんです。
「今年も畑で取れたトマトとバジルを使って、最高のピザトーストを作るんだ!」
その強い思いを抱いて今年も畑を頑張ります!
※写真は昨年作った、ルッコラとサーモンのサラダ。
移住しても人間はそう簡単に変わらない
田舎に行ったら畑をやるんだ!!
家をオシャレにDIYするんだ!!
アウトドアにチャレンジするんだ!!
ベニシアさんみたいな生活をするんだ!!
お金になんか囚われない人生にするんだ!!
そんな高尚な考えで移住を考える方、多いと思います。
もちろん私もそうでした。
でも実際移住して、畑を初めて、猫を飼って、ご近所さんからお裾分けもらってという生活を2年ばかりしていますけどね・・・
いやー!人間の根本って変わらないねー!!
畑はやりますが、なかなか管理は行き届かない。(でも結構収穫できてる)
DIY・・・何それ美味しいの?
インドア最高!!
最近はベニシアさんよりやまと尼寺精進日記派!!
お金大好きーーー!!
そう簡単に変われないよね。(だよねー。)
移住してから「あれがしたい」っていうのはいっぱいあった方がいい。
でも、「こうならなきゃ」っていうものはあんまりなくていい。
「移住したらこうあるべきだ!」みたいなものに自分自身がすごく囚われていたように思えた今日この頃。
「移住サイト」とか「移住本」も、「こうあるべき!」をなんだか押し付けているように見えてしまう・・・
私は今ここにいて幸せだけど、「お金」も「買い物」も大好き。
PRADAには興味ないけど、patagoniaはめっちゃ欲しい!!
「田舎暮らししたいけど、でも自分TOKYOで買い物するのは諦められません」みたいな、正直者の移住者大募集です(笑)
ちなみに本日、超晴天の素晴らしいお天気だったのに、私はカラオケへ・・・
自分に無理のない移住ライフを過ごしましょ。
家の中には色々いる
現在私たちが住んでいる、半世紀以上昔に建てられたお家。
近所の人たちから「あんたたち、なんであんなところに住んでるの?」と心配されまくっているお家です。
そんなお家なので、やっぱり色々な生物が出現しました。
「古い空き家って素敵!住んでみたいわー」と甘い考えでいる方達に注意を促す為にも、本日は我が家に出た生物を発表します。虫が苦手な人はこの先、進まない方がいいかもね!!!
ヤマトシロアリ!!
古いお家なので、目に見えるところがシロアリにヤラれています。
シロアリって普通あんまり目にしないじゃないですか。
でもねー、出たんですよ。移住して約1ヵ月後の5月頭に。
仕事から家に帰って台所へ行ったら・・・台所(主に水回り)が真っ黒!!
おおよそ首の可動域に広がるヤマトシロアリの死骸・・・
今でも思い出すと「ゾワー」っとなる光景でした。半べそで片付けたよね。
ムカデ
昔からムカデは大の苦手!!今も大嫌い。
でもねー、普通に出てくるんだよねー。
田舎のお家では日常にムカデがいるようです。
・・・基本的に出たら旦那を呼びます!!旦那がいなけりゃ戦います!!
カエル
家の周りは田んぼなので、カエルはいっぱい!
どこから入り込んだのか?時々家の中でもぴょこぴょこしています。
猫が見つけると大興奮で食べようとするので、姿を見かけたら速攻で外に出します。
ネズミ
うん。まぁ・・・いるよね。
G
うん。これも・・・まぁ。1年に1回出ています・・・(泣)
デカイ蜘蛛
どデカイのは幸いまだ出ていません!!(嬉)ややデカイのは1回出た。
ちなみに巣を作る小さめの蜘蛛は家の中にいっぱいいます。
台所の蜘蛛はGの子供を食べると信じているので無視。っていうか、あまりに蜘蛛がいろんなところに巣を張るので、払うのが面倒でそのままにしていることが多いです。
ゲジゲジ
小さいのはよく出ます。大きいのは1回。
ゲジゲジは蜘蛛同様に益虫らしいです。綺麗好きなんですって。
でも外見がアレなので、いつも勇気を出して戦ってます。
へび
誰に言ってもびっくりされる、とっておきのネタ(笑)
ある夏の日、玄関でへびがのたうちまわっておりました!
ちょっと目を離したすきにどこかへ行ってしまい、「あぁ良かった」と思いましたが・・・そのあと、ボロボロの姿で居間で発見されました。
どうも我が家の猫が戦ったようです。
家の中には血の跡が点々とありました。野生の王国や!
ホタル
我が家の家の横の用水路にはたくさんのホタルがいます。
そんなホタルが家の中でふわりふわりと飛んでいました。
真っ暗なキッチンに飛ぶホタルの光はやっぱり綺麗でした。
自分で書いていても、「我が家はなかなかやなぁ」と思います。
しかし、こんな経験は今の空き家じゃなかったらできなかった!
「空き家に住むっていうことはこういうことじゃー!!」というのを体験させてもらったのは貴重です。
(あと、家自体の問題っていうか、そもそも掃除が苦手な私たち夫婦にも色々問題があると思うんだな。DIYで修繕してもいいよーと言ってもらっているけど、何もしてないし・・・。あと、「役場はなんでそんな家を貸してるの」ってよく言われるけど、猫を飼っても良い物件を貸してもらえたので我々としては大変ありがたいのです。)
空き家に住みたい方、空き家を買おうとしている方、一応こういうこともあるんだなと覚えておいてくださいませ。
あと、「虫は何度も見ると段々慣れてくる 」っていうのも嘘ではないので、これも覚えておいていただけると幸いです。
移住したら猫を飼いたい
「移住したら猫を飼いたい!」そんな夢を抱いていた、私たち夫婦。
空き家を貸してもらう際にも猫を飼っても良い家を探していただきました。
実際に移住して「猫を飼いたい」と口にしてみると、ビックリくらい猫の情報が集まってきました。(わが町ではとりあえずこれが欲しいと口に出すと、かなりの確率で手に入ります。奇跡✨)
たくさんの紹介の中で、我が家で選んだのは
「役場職員さんの家の庭になぜか1匹だけ落ちていたキジトラのオス」。
しかし、今まで動物を飼うということをしたことがなかったので、実際に飼うということが現実味を帯び始めると夫婦で若干躊躇し始めました。
「面倒をみきれるのか?」「長期で旅行行けなくなるんじゃない?」「お金かかるんじゃない?」色々心配はつきませんでした。
とりあえず会ってみるだけでも…ということで、そのニャンコと3回もお見合いをしました。
まだ当時は生後3ヶ月くらい。我が家の匂いをクンクン嗅いだかと思うと猛ダッシュ。狭い隙間にどんどん入っていく。すごいすごい、めっちゃ元気いい。でもしばらくすると、いきなり電池が切れたように眠ってしまう。
なんだ、くそっ、猫って恐ろしいくらい可愛い生き物だな!!!
最終的には私が「飼う」という決断を下しました。
そして、猫の名前は「うし太郎」と決定。
移住から半年、夢であった猫との生活が始まったのです。
猫を飼い始めてから、猫好き友達が増えたり、猫グッズをいただいたりと新たな世界も広がりました。猫を飼うということは私の人生に必要不可欠だったんだ…と今、しみじみ感じています。そして、猫を飼うという時に抱いていた心配事も、いざ飼ってしまうとなんとかなった!!あの時、勇気を持って「飼う」と決めた自分を褒めてあげたいです。
移住の時もそうでしたが、心配事なんて絶対ゼロにはならない。
でも、「やる」か「やらないか」で人生は大きく変わる。
我が家にうし太郎が来て、約1年半が経ちました。今も毎日「猫を飼って本当に良かった」と感じています。毎朝、猫パンチで起こされるけど。
この冬の事件簿
今年の冬は例年にない大雪だった・・・らしい。
昨年移住してきた私は、昨年のちょっとの雪ですでにびびっていたので
今年はマジで越冬できないんじゃないかと、毎日こっそり震えていました。
ちなみに我が家は築半世紀以上を悠に越した、ひっじょーに趣あるお家です。
「猫を飼っても良い」という条件を満たす家を探してもらった結果、ひっじょーに趣のある家を貸していただけることになりました。
ひっじょーに趣ある家のため、ネタが尽きないこの2年間。
本日はこの冬に我が家で起こった事件をお伝えします。
築うん十年の空き家を借りようかなーと考えている方の参考に少しはなるんじゃないかな???
★今年の事件簿★
水道管凍結
1月末の寒波の際、家中の水道が凍結しました…。
寒波の際、ちょうど二泊三日の研修に夫婦で出かけており、帰ってきたら水が1滴も出ない状態に…。凍結を解消するために「ぬるま湯」をかけるという方法がありますが…そもそも、どの水道からも水が出ない!!
ということで、雪を溶かしてぬるま湯を作るという、なんとも頭の悪そうな手を使いました。その結果…凍結解消できず!!!
幸い、翌日は気温が上がって凍結はおおよそ解消されました。
しかし、お風呂場の凍結は全然治らず、結局5日間ほど近所の銭湯に通いましたとさ。
※ちなみに、「もしかしたら出張中に凍結するかもー」と思い、実はペットボトルにお水を汲んでおいたのです。こちらは飲用に使いました。水、災害時用に貯めておくの大切ですね。
水道管破裂
お風呂の凍結が5日ぶりに解消された瞬間!
「やったー!」と喜んだのもつかの間、
振り向いたら、シャワーの根元が破裂してました・・・
あと、いつも使っていない男子便所と手洗い場が破裂しましたよ。あはは。
普段使っていないところが破裂するって結構あるあるみたいです。
猫の飲み水凍る
機密性ゼロ住宅なので、我が家は極寒です。
台所によく氷もはります。でも今年ビックリしたのは猫の飲み水までも凍っていたこと!これには本当に驚きました。そして、「ごめん、猫!」と言うしかありませんでした。
ちなみに、歯ブラシ・タオル・キッチンスポンジなど水分を含んだものはおおよそ凍りました。
家の中に雪が吹き込む
「おいおい、旦那さんヨォ。こんなところに小麦粉こぼしやがって!!」
そう思って手で触れたら…冷たい!!
窓の隙間から吹き込んできた雪でした…。「昔の家は隙間だらけ」を毎日体感しておりますぞ!
車、雪に埋もれる
家の外の話にはなりますが、わが町の一晩の積雪が最大92センチだった日。
朝起きて、なかなか開かない玄関を無理やりこじ開けた瞬間、目の前には見たこともない白い世界がありました。 長靴で一歩踏み出すとズボボボボボ…
もう凄すぎで笑っちゃうくらいの雪が降ったのです。我が家の車も雪に埋もれ、道路の除雪は間に合わない状態。この日は雪を掻きながら「もうダメだ」と雪にダイブしました。静岡県民、精神をヤラれる1歩手前でした(笑)
以上、今年の冬の我が家の事件簿でした。
築うん十年の空き家に住みたい、雪国に住みたいと言う方の参考になれば幸いです。
今も道には雪が残っています。
それでも、天気予報に雪マークがあまりつかなくなってきたので、季節は確実に春に向かっているようです。
昨年は雪が少なかったので、春になる喜びはそこまで強くなかったのですが、今年は格別!この数日間、気分上がりまくりです。
「春が来るって幸せーーーー!!!」
桜が待ち遠しいな。
ドキドキ雪国ライフ(自動車編)
富山県を雪国と呼べるのか?という疑問はありますが、とりあえず雪はフツーに降るので私は雪国と言っています。
さて、移住を検討する際に一番ネックになったのは「雪」。
静岡で生まれ育ち、ウインタースポーツにも縁がなかった私にとって雪は未知の存在。
とりあえず、移住先を探す際にもひたすら色んな自治体に「雪は降りますか?」を質問しまくりました。
だって、雪って怖いじゃん!!!(←静岡弁)
でも、「移住先は四季がはっきり感じられるところがいい!」と思っていたので、勇気を出して富山県に移り住んだのです。
今回は超雪国初心者が、雪国出身者じゃない人に向けて、ドキドキの雪国暮らしについてご説明します。今回は自動車編。
雪道運転はノロノロが基本!
雪道そして、凍結した道路はとにかくノロノロ運転。30キロ以下で車間距離を取って慎重に走ります。スタッドレスタイヤは言うまでもない。
雪が積もると道幅も狭くなります。そして、雪かきをする人が路上にわらわら。
滑る道・路上の人、とにかく事故が起こる要因がいっぱい!
雪の日の運転は心と時間の余裕がいつも以上に必要です。
そして、近道しよーと思って、細い道には絶対入らない。
私は広い道、除雪されている道、凍結しにくい道をとにかく選んで走っています。
「どこが滑りやすい」という情報は地元の人に聞いてみることをお勧めします。
車にコレは積んでおけという一品がある!
とりあえず「スノーブラシ」は必須です。
ガレージ・ゼロ スノーブラシ 伸縮タイプ(78〜122cm) 水切りゴムワイパー・アイススクレーパー付き
- ジャンル: 雪かき・雪落とし
- ショップ: ガレージ・ゼロ 楽天市場店
- 価格: 594円
車に積もった雪を払うスノーブラシは1台に1本入っています。窓ガラスの雪、そして車の上の雪を払うのに必要です。
車の上の雪を払わないで運転してしまうと、走行中に雪がドサっと落ちてきて前が見えなくなるという恐怖体験が待っていますので、雪が積もった時は丁寧に車の雪を払っています。
雪の日、雪でタイヤが空回りした際にタイヤの下に挟む毛布も持っておくと安心です。
凍結して車のドアが開かないことがある
出勤しよー!と思ったら、ドアが開かない!!!
これも雪国あるあるみたいです。私はまだ2回ほどしか体験していませんが、まぁ焦りましたよね。こういう場合はとりあえず、ドアの隙間にぬるま湯(なければ水)をかけて溶かします。私はとりあえず車には必ず水を乗せるようにしています。
2回目の冬をもうすぐ乗り越えようとしていますが、私は折に触れて「雪道運転の心得」をネットで見るようにしています。
テストドライバー直伝!雪道を安全にドライブするコツ - ON THE ROAD
雪道での運転のコツと注意点!雪道の初心者でも事故を防ぐ走り方 | クルマパド
雪道運転は多分一生怖いと思います。
ただ、雪道運転が怖いからと言って移住地の選択を狭くするのは勿体無い!
勇気を出して一歩踏み出してください!
(ちなみに私はペーパードライバー歴8年で移住しました…。)