奥様は元・協力隊☆

富山県朝日町で地域おこし協力隊をしていた家事が嫌いな主婦です。2019年3月に卒業しました

移住先の決め方は?

移住して一番聞かれる質問が

「あなたはなぜこの町を選んだのですか?」

多分これは、移住者全員が聞かれまくっていると思います。 

「こんな何もない町に何しに来たの?」

これもよーく聞かれる!

町の人にとっては移住者なんて、超不思議な存在なのですよ。

だって、若者はどんどん出て行く町・面白くない町、そんな風に思っているから。

でもねぇ、移住者にとっては移住先に選んだ町って〝魅力の塊〟なのですよ。

なぜ?って、「魅力的だから」に決まっているじゃないですか!!

さて今回は、私が移住先を決めるまでのことをちょっとお話ししていきます。

 

まずはテンションを上げてみた

「移住をしよう」と言い出したのは夫。そして、移住にあまり乗り気でない私。

でも、当時夫はあまりよろしくない環境で仕事をしておりました。

「このままこの会社で働いていたら、彼はきっと早死にしてしまう。」そんな不安もあり、移住は人生の選択肢としてアリかもなぁと思い始めました。

そんな時、手始めに行ったみたのがJOIN 移住交流&地域おこしフェア。

年に1回開催される移住のフェス的なイベントです。

このイベントに参加して、色々な市町村に話を聞きまくってみたところ、私の移住に対するモチベーションがアップ!「今すぐにでも移住したい。むしろ移住しないなんてつまらない。」そんな想いを抱くようになりました。超単純。

 

そしてとりあえず、色々な話を聞きまくった

移住ブームだからなのか、ネットでちょいと「移住」と調べるだけで出るわ出るわ、移住情報!もう、情報がたくさんありすぎて、若干疲れちゃう…。

ということで、移住前に私が何回か足を運んだのが有楽町交通会館にあるNPO法人ふるさと回帰支援センターです。

私はこちらで気になる県にアポを取って色々お話を聞きまくりました。

「気候はどうなの?」「仕事はあるの?」「生活インフラどうなの?」などなど。

これを繰り返して、移住候補地を絞っていきました。

 

実際に足を運んでみた

移住候補地を選んだら、実際に行ってみるのみ!

私たちは、ゴールデンウィークなどの長期休みには移住候補地に足を運びました。

移住フェアなどで名刺を頂いた方に連絡し、町を案内していただきました。

「公務員だから、土日祝日は案内してもらえないかなぁ」と思いながら連絡をしましたが、ありがたいことに案内を断られたことはありませんでした。

 

気になる町に知人を作ってみた

ネットに出ている市町村の情報って、大抵は観光情報がほとんどです。生活に密着しまくった情報って見つけるのは大変。

「お休みの日は何をしているんだろう?」「どんな人が住んでいるんだろう?」そういうことが知りたいのに、情報を得るのは至難の業。

なので、私は気になる市町村には知人を作ることにしました。

FBでつながれば、地元の情報がたくさんGETできます。

FBでつながれば本人が書いた記事だけでなく、「いいね」した記事も見えたりするのでかなり広い範囲の情報を得ることが出来ます。SNSは移住活動をする際、本当に便利です。

 

気になる町の人と交流してみた

移住ツアーや移住体験みたいなことをやっている自治体、たくさんあります。

私もいくつか行ってみました。

最終的に私は富山県に住むことにしたのですが、その決めてとなったのがNPO

法人グリーンツーリズムとやまが主催していた「とやま帰農塾」。二泊三日、一つの町で田舎体験をするというものです。こちらは、地元の方とがっつり交流することが出来ることが魅力。

私たちが行った時は、町のかなーり濃いメンバーが大集合で「この町面白すぎる」という印象を深く持ちました。

「ずっと住んでいる町の人がどんな感じなのか?」っていうのは要チェックな部分だと思います。

 

このようなステップを踏んで、晴れて富山県朝日町へ移住となりました。

移住活動の際、お世話になった方達とは今はお仕事でお世話になっています。

 

「移住」って言葉にしてしまうと、相当な覚悟がいるような気がしちゃいますが、

「肌に合わなかったら帰ればいい」という気持ちで移住しちゃえばいいと思います。

だって、自分に合うか合わないかなんて実際住んでみないと分からないから。

不安ゼロで移住出来る人なんて絶対いない。

とりあえず、エイヤ!と飛び出すことが一番大切ですよ。